これは大学の研究を学外の方に知って頂く機会として、インフォメーションセンターの一部を研究紹介の場とする催しで、今までも様々な分野の研究室が展示を行ってきました。
6月・7月は私たち建築計画学研究室が、「東日本大震災からの復興デザイン 住まいとコミュニティの再生」と題し、東北で関わらせて頂いた2つのプロジェクトについて展示を行っています。
展示内容は、岩手県大船渡市の居場所ハウスと宮城県気仙沼市小泉地区の防災集団移転です。それぞれ模型とパネルを作成し、研究室で行ったワークショップの内容や、現在の現地の様子を紹介しています。また北海道へ避難している被災者の方々の状況を伝えるパネルも作成し、札幌の方々に震災の現状を実感してもらえるよう工夫しました。
準備はM1の学生を中心に、交換留学生とも協力して進めてきました。
私達自身パネルを作成しながら学ぶことも多く、改めて東日本大震災や震災後の支援のあり方について考える機会となりました。
東日本大震災から4年が経ちました。
それでもまだ震災は終わっていないことを、東北から離れた北海道でも感じるきっかけとなれば、と思います。
インフォメーションセンターは散策に良い季節となった北大キャンパスの正門近くにあります。
是非足をお運びください。
M1 藤巻
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