苫小牧市の交流拠点であるCOCOTOMAにて、「苫小牧の”サードプレイス”ってどんなところ?」と題した公開ワークショップを開催しました。
今回のワークショップの目的は、市民の皆様に”サードプレイス”という概念への理解を深めてもらうとともに、新しい市民ホールで何をしたいか、それにはどんな場所・機能がふさわしいかを皆で考えようというものでした。
参加者は事前に市民の方から募り、当日は市内の中学生・高校生、楽器奏者の方,一般公募で来られた方など、計23名もの市民の方々にご参加頂きました。
前半ではサードプレイスについてのレクチャーとこれまでの検討経緯の説明を行い,今回のワークショップの趣旨や位置づけを理解して頂きました。
後半はいよいよ参加者の皆さんを交えてのワークショップです。
まずは前年度に作成した新しい市民ホールで行う63個の事業アイデアから、自分たちが特にやってみたいと思うものを選びました。様々な立場の方々から率直な意見を頂き,市民の方々もこの市民ホールに対し強い関心や期待を抱いていることを実感しました。
続いて、選んだ事業アイデアをどのような場所で実施したいかについて、既存の様々な公共施設の活動・空間・機能を例示したカードを用いて議論しました。
初めは緊張していた参加者の皆さんの表情も、最後の方にはすっかり柔らかくなり、多くのユニークな意見を出して頂きました。
成果の発表は各グループとも中学生や高校生が行いましたが、どの子もしっかりした口ぶりで会場にいた一同が感心していました。
今回は市民の方々から多くの生の意見を頂き、記録係としての役割をきちんと果たさなければと思いました。あとは、終始楽しげな雰囲気でイベントを終えることができ、いろいろと準備した甲斐もあったなあというところです。
M1 尾野
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