当研究室では毎年恒例の伝統行事となっている、函館の西部地区(谷地頭)におけるペンキ塗りボランティアに7月21日、22日の2日間参加して参りました。
今年は、北大、北海学園大、函館教育大、函館工業高校から総勢66名もの参加者が集まりました。
ペンキ塗りの対象とする物件は谷地頭町会館と個人の住宅で、それぞれ事前に色のシミュレーションを行った上で、両物件ともにパステルカラーを基調としての塗り替えです。
初日である21日は朝からペンキを塗らない部分(窓や扉、排気口など)にマスキングを施す作業を行い、午後から下地剤を塗りその上にペンキを塗るという作業を行いました。2日目は、ペンキの色をきちんと反映させるために、初日塗った部分の上にペンキの二度塗りをした後、最後の微調整を行いました。
両日ともに快晴とはいかなかったものの、どんよりした天気の中で雨が降る事無く、また、例年より高い足場が組まれている中で強風で危険でしたが、怪我人無しに活動を終える事ができて本当に良かったと思います。
普段関わることがない人たちとペンキを塗るという作業を介してコミュニケーションを取ることは、自分たちにとって新鮮であり、皆でとても楽しい時間を過ごす事ができました。今年度をもって、19年間続いた函館におけるペンキ塗り活動は残念ながら終わってしまいますが、ここで培われた縁や経験をまた他の機会に生かしていきたいと思います。
函館ペンキ塗りボランティア隊 代表
修士1年 石丸
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