6月2・3日、森先生、森下先生、野村先生、D1坪内さんと中部地方のコミュニティ施設を視察しました。
2日昼頃、ぎふメディアコスモスに到着しました。この建物は、世界的にも有名な伊東豊雄建築設計事務所が設計した複合施設で、一階には市民活動交流センターや展示ギャラリ―などが、二階には図書館があります。施設内部では、子供連れの母親や中学生が豊かな空間の中で様々な滞在をしていました。
(広い敷地からは遠くからもファサードが眺められ、立派な建物であることがわかります)
特に、二階の図書館では、柔らかな木造屋根で構成されたワンルームの空間に11個の布製のカサが吊るされ、特徴的なスペースをつくっており、印象的で興味を持ちました。
また、事務室は一階の市民活動交流センターの隣にまとめられ、さらに中の様子がよく見える開放的な空間になっていました。
施設の運営の側面からも、市民にとってわかりやすく、親しみの持てる施設になっているように思いました。見学の最後には、三人のスタッフに施設設計プロセスや運営などに関するヒアリングも行うことができました。
その日の夜は、森下先生と同級生で、岐阜の大学で教鞭をとっていらっしゃった柳田先生に駅周辺を案内していただきました。かつての間屋町を案内していただいた後、地元の人に人気がありそうな伝統的な居酒屋で、あゆを食べたり研究と生活の感想を交流したり楽しみました。ご馳走様でした。
3日は、24時間の運営で有名な楽田ふれあいセンターしろやまと、プリツカー賞を受賞したことでも有名な妹島和世さんが設計した豊田市生涯学習センター逢妻交流館を見学しました。
楽田ふれあいセンターしろやま(内部) 豊田市生涯学習センター逢妻交流館
二日間の視察で今後の設計に大切な経験を積むことができました。
案内してくれた施設職員の方、柳田先生、そして視察に連れて行ってくださった先生、大変お世話になりました。ありがとうございました!
M2 李ワンニ
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