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日韓学生交流会 2012年10月31日

更新日:2023年2月27日


 

 先日、北海道大学にて韓国農村建築学会との交流会が開催され、当研究室はこの交流会にホスト役として参加しました。

 韓国側の学生と一緒にモデルバーンや農場を見学した後、共用実験棟のMUTUMI HALLで、韓国でのコンペにおける受賞作品のプレゼンテーションを見学。テーマは地域遺産を活かした農山漁村の計画。対象とする地域に残る「遺産」を発見し、有効利用することで、その地域が抱える問題の解決を目指す、というものです。

 発表者からは、「共用空間の設置」や「既存建築物の再生利用」など、様々な提案が出されましたが、いずれの案にも共通していたのは敷地調査の緻密さで、その地域の特徴や、現在抱えている問題点をとても丁寧に調査している点が印象的でした。


 「農山漁村」と言えば、東日本大震災の被害を受けた地域には、多くの漁村も含まれています。今後の復興を考えていく中で、そういった地域の「遺産」を守り、育ててゆくにはどうしたら良いのか。色々と考えさせられる事の多い有意義な一時でした。

余談ですが、韓国側の学生の皆さんはこの後カニを食べに行ったのだとか。

北海道、満喫です。


                                     修士2年 有吉

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