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社会研修 2014年9月24日

更新日:2023年2月25日


 

M1が去年から計画していた社会研修に、研究室の学生18名と教員3名で行ってきました。

記念すべき第1回目は建築によく使われている“木”が建材として使われるまでに、どのような行程を経ているのかを実際目で確かめる為に、上川、空知地方にある林業に関する工場や施設を見学しました。


木が製材される課程を追っていくように、初日は旭川振興局の方のご協力で道有林の伐採を見学し、その後、製材所である斉藤工業所と木材の研究している林産試験場にお邪魔しました。研究室全員が、伐採する重機や大木を木取りする大きな機械にただただ圧倒される中で、後継者不足や働いている方々の苦労には自分たちも考えさせられました。


2日目には機械で素早く仕口加工するニッショウのプレカット工場と、人間の手で仕口を作る伝統的な技術を守る武部建設にお邪魔しました。素早く仕口加工できると言っても、その前には施工図面を作り上げる途方もないCADの作業があったり、古民家を解体するにも、通常の解体と比べて費用が高くなり、お客さんの負担を一部受け持ちながらも古材を守っていく姿にとても感動しました。


とても2日間で学んだこととは思えない充実感を感じ、 木に関わる方々を知る事が出来たことは、これから自分たちが進む進路がどうであれ本当に貴重な体験だったと思います。今回の社会研修にご協力してくださった方々に感謝致します。


M1 菊地



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