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市立美唄病院視察 2024年4月25日


 


開院前の市立美唄病院に、森先生、ドクター学生6人、M2学生6人、M1学生7人、B4学生4人、交換留学生1人と研究生1人の計26名で視察に行ってきました。


市立美唄病院は昭和18年の創立以来、75年以上にわたって地域の医療を支え続けてきました。病院の老朽化に伴い、新しい市立美唄病院が計画されました。森先生が審査委員長を務めたDB(Design Build)プロポーザルによる計画です。


新しい市立美唄病院では、乾式間仕切り壁や二重床などを採用し、医療需要の変化に応じて5年ごとに病床規模、機能の見直しができるフレキシブルな計画となっています。また、事務室・医局の入る別棟を軽量鉄鋼造にすることで、減築・改築を安易に行えるような造りとなっています。




75年間地域医療を支え続けてきた市立美唄病院の外壁のレンガ壁は、その一部が建て替えられた新しい病院のエントランスに設置され、病院の歴史を継承しています。





職員の方には、ナースステーションや医局など、普段は見ることのできない病院のバックヤードまで丁寧に案内をしていただき、医療と建築について考える良い機会となりました。最新の医療設備や、廊下の細部を収納スペースとしていかに活用するのかについても説明していただきました。


病院の裏側を見ながら建築計画について考える機会はなかなか無いため、とても貴重な経験をすることができました。開院を控えてお忙しいところ、本当にありがとうございました。



M1 石田 

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