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社会研修 2015年10月6日

更新日:2023年2月25日


 

10月5・6日とM1企画による社会研修に行ってきました。

昨年から始まったこの研修旅行は、建築にまつわる材料やものごとについて深く学ぶことを目的としており、2回目となる今回は建築物に欠かせないガラスが建材として作られ、建物に利用、廃棄されるまでの流れを学びました。


1日目は窓用にガラスをカットし窓枠組立を行っている山田硝子店、YKK ap 工場を訪問し、窓ガラスが組み立てられていく様子や、いかに効率よく生産するかを考えた現場の工夫を伺うことができました。

また、次に伺った住宅展示場であるマイホームセンターでは、実際に住宅に窓が取り付けられて

いる様子を見たり、各住宅メーカーの方の生の声を伺ったりして、積雪地ならではの住宅設計について理解を深めました。


2日目には、北方建築総合研究所へ伺い、実用化前の窓の性能実験や寒冷地で省エネルギーな生活をするための窓の開発の様子を見学しました。

また午後には、JWガラスリサイクル、パラマウント硝子工業を見学し、産業廃棄物となったガラスが粉砕・加工され再び断熱材に姿を変える工程を学びました。


そして、最後は当研究室の森下助教のご自宅を訪問し、ご自身が設計段階から関わられたご自宅の、窓の選定から修理などを経て現在に至るまでについてお話を伺いました。最終的には窓ガラスに留まらず、住宅に対して住まい手がどう手を入れて使っているのか、生活の在り方そのものについて話題が広がり、大変有意義な時間となりました。


森下先生、本当にありがとうございました。



この2日間で何気なく見ていたガラスの背景にある様々な工程を実際に見ることが出来、「建築が建つ」ことに対して実感を持つことが出来ました。この経験はきっと学生の今後に生かされると思います。

最後に、今回の社会研修にご協力くださった方々に深く感謝致します。

ありがとうございました。


M1 藤巻

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