森先生とM2学生6名で東北へエクスカーションに行ってきました。
1泊2日の滞在のうち両日とも秋晴れとなり、遠方に広がる山々には少しずつ紅葉が広がっているようでした。
はじめに、気仙沼市小泉地区で開催された小泉祭に参加しました。町区集団移転地の一画に位置する公園で行われ、小泉の４地区の振興会、地域の団体や店舗がテントを貼り、焼きしいたけ・クレープ・焼き鳥などが振る舞われていました。会場の中央に設けられたステージでは、カラオケやリハビリ体操等が催され、活気が溢れていました。
町区の皆さんには焼きシイタケや焼肉、おにぎり、お煮しめまでたくさんご馳走になりました。また、住民の方々から震災以前の街並みや震災当初について、加えて移転地の計画段階のことまで直接お話を聞くことができ、貴重な学びとなりました。
お祭りに参加した後は、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館、高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設／内藤廣、陸前高田アムウェイハウス まちの縁側／隈研吾、交流施設 ほんまるの家／伊東豊雄、大船渡市居場所ハウスを訪れ、震災や復興についての知識や思考を深めました。大船渡市居場所ハウスを訪問した際には、ちょうど数名の住民が利用しており、さらに館長さんのご説明から、普段の利用の様子まで知ることができました。
あたたかく向かい入れてくださった小泉地区や居場所ハウスの皆さん、長時間同行してくださり復興や仕事の流儀についてご教授くださった森先生、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
M2 久保
